ニュージーランド留学

みなさん、こんにちは。山田校オフィスのYukaです。
今回は、私の留学体験談にお付き合いください。

私は、運良く合格した近所の私立中高一貫校に入学し、学校のカリキュラムで、中学3年生の1月〜高校1年生の12月まで、1年間ニュージーランド、ウェリントンへ留学しました。
現地ではホームステイをしながら、現地校に通いました。
※学校のカリキュラムでの留学のため、同級生のほとんどと一緒にニュージーランドへ渡りました。現地校には、2〜4人の同級生が分かれて通います。

私の通っていたWellington East Girls’ Collegeは、ホームステイ先から徒歩5分。みんながバスで通学する中、優雅にギリギリに登校していたのも良い思い出です。
数学の時間は、1年間、因数分解をしました。しかも電卓を使っていいんです!
すでに日本で電卓なしでの解き方を学んでいたため、暗算できることに先生も驚いていました。年度末のテストでも、もちろん電卓(+おやつ)は持ち込み可能。テスト範囲は因数分解のみ。結果は、クラスで1番の高得点でした。
ESOL(English for speakers of other languages)のクラスでは、英語が第2言語となる子達と一緒に英語のブラッシュアップをしました。タイからの留学生に加え、首都ということもあってか、ベトナムやイラク、ソマリアから亡命してきた子達もいました。同じ年くらいの子が、戦争や内戦で国を追われて来たという話を聞いたときは大きなショックを受けました。
様々なバックグラウンドを持ったクラスメイトに出会ったことで、世界には色んな人がいることを知るきっかけとなりました。

ホームステイファミリーは、両親と息子(当時5)、娘(当時2)4人家族でした。彼らにとっても、私が初めて受け入れた留学生だったので、お互いに手探りをしながらの生活が始まりました。
日本にいたときは、当たり前のように母がやってくれていた洗濯、食事の準備、掃除など、「あなたも家族の一員なんだから手伝って」と言われ、渋々手伝ったり
誕生日には、大好きなチョコレートケーキを作ってくれたり、当時5歳のホームステイブラザーと真剣にケンカしたり、週末には一緒にマフィンを焼いたりして過ごしました。
当時15歳だった私は、定期的にホームシックになり、突然涙が溢れることもありましたが、よく1年も面倒見てくれたなぁ、と今でも大変感謝しています。

帰国後、一緒に留学した友達は、徐々にホームステイファミリーと疎遠となっていく中、幸いにも今でも親交があり、帰国して何年も経つのに、毎年忘れずに誕生日プレゼントを送ってくれます。
数年前、よくケンカをしていたブラザーが来日し、大きくなりすぎた姿に圧巻されました…(ケンカしても絶対に勝てない!)

ホームステイファミリーに限らず、クラスメイトが来日したり、私が海外旅行へ行った先で食事をしたりと、今でも留学先で出会った人たちと交友関係が続いていることが、この留学で得た1番大きな財産だと思います。

千里山田校 オフィス Yuka

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